長嶋しいたけ農園さんの商品一覧
おじいちゃんは神様!
由仁町・長嶋しいたけ農園 長嶋正義さん
「おじいちゃんは神様!」
お孫さんたちにそう呼ばれているのは、由仁町でしいたけ農園を営む、長嶋正義(まさよし)さんです。
「しいたけも作るし、農機具も直すから神様みたいだって言っているんですよ。」
そう教えてくれたのは、長嶋家の長女・愛子さん。
優しい笑顔で頷くのは奥様の雅子さんです。
もともとお米農家だった長嶋さんが、しいたけ栽培を始めたのは32年前。
今では道内でも数少なくなった貴重な「原木栽培」で今も作り続けています。
由仁町の原木しいたけ生産量は道内一!
恥ずかしながら、取材するまでは知りませんでした。
それでも作業が大変なこともあって、栽培する農家はだいぶ減ってしまったそうです。
お米作りをしながら、原木栽培を続ける理由はその美味しさにあります。
木の栄養だけで育つ「原木しいたけ」は香りがとても良く、本来のきのこの旨味をそのまま味わえます。
1本の原木からニョキニョキと生えるしいたけ。成長を左右させる一番の要因は気温です。
夏と冬の気温差が激しい北海道では特に温度管理が重要になります。
暑すぎると、きのこの傘が開くのも時間の問題。
卸先から形やサイズの指定がある時は、タイミングを逃すまい!と
夜中にハウスへ行って採ることもあるそうです。
原木は約2年間、温度調整や水をかけるなどの管理によって沢山のしいたけを身に着けます。
2~3年が経ち「この原木からはもう出ないかもね~?」と口にすると「ニョキっ!」と芽が出てくることもあるといいます。本当に生きているのです!
そんな原木しいたけも鮮度が命で、どうしても日数が経ってしまうと本来の美味しさが損なわれてしまいます。
そこで生まれたのが「野菜めし」です。
きっかけは、今から8年ほど前、由仁町の特産品を作り出そうというプロジェクト。
由仁町には原木しいたけをはじめ美味しい野菜がたくさんあるということで、試行錯誤の末、由仁町産の乾燥野菜が入った炊き込みご飯の素「野菜めし」が生まれました。
長嶋家では、一時期、試せる野菜はなんでも乾したそうで「毎日炊き込みご飯食べたよね。」と当時を振り返ります。
野菜めし
原木しいたけ、紅くるり(大根)は長嶋さんが育てたお野菜。
他、黒千石大豆、にんじん、ごぼうがバランスよく入っています。
紅くるりの色がご飯にしみ込み、炊きあがりは桜色に。
第2弾は奥様プレゼンツ。
長嶋農園のしいたけと近隣農家さんのお野菜をブレンド!
原木しいたけ、有機栽培のとうきび、にんじん、ピーマン、たまねぎが入っています!
娘の愛子さんは
「野菜が一気にとれるので、1人暮らしをしている学生さんや若い世代に食べてほしい。
親御さんからお子さんへの贈り物にしてもらえたら。」と話します。
自宅で「野菜めし」を頂きながら「見た目も味も想いも、どうしてこんなに優しさが伝わってくるのだろう」と考えていたのですが、愛子さんにお話を聞いて理由がわかりました。
「実はこの『野菜めし』、ネーミングは兄、パッケージのイラストは妹が書いたんです。父と母が大切に育てているしいたけを使って、家族5人で1つの形にできたことは、とても感慨深いです。」と話してくださいました。
取材をしていて、「あぁ、離れていてもこの「野菜めし」が家族を思い出させてくれる存在なんだ。家族の優しさの結晶なんだ。」と思いました。
そして普段何気なく口にしていた「いただきます」。
この「いただきます」という言葉への想いに変化が生まれ、おじいちゃんは神様みたいと話すお孫さんの言葉が、ストンと心に落ちました。
長嶋さんの家には、冬と春の訪れを感じさせてくれるものがあるそうです。
それは遠くに望む夕張の冷水山。
この山の斜面に雪が積もれば由仁に冬がやってきます。
冬は長嶋しいたけ農園にとって「原木しいたけ」の最盛期。
神様みたいな正義さんが下準備をし、しっかりと出てきたしいたけを雅子さんが収穫、パック詰め、そして加工品の販売、配達は愛子さん。
冬の寒さの中で愛情たっぷりのあたたかい作業が今年も始まります。
おかえりなさい、冬。
「おじいちゃんは神様!」
お孫さんたちにそう呼ばれているのは、由仁町でしいたけ農園を営む、長嶋正義(まさよし)さんです。
「しいたけも作るし、農機具も直すから神様みたいだって言っているんですよ。」
そう教えてくれたのは、長嶋家の長女・愛子さん。
優しい笑顔で頷くのは奥様の雅子さんです。
もともとお米農家だった長嶋さんが、しいたけ栽培を始めたのは32年前。
今では道内でも数少なくなった貴重な「原木栽培」で今も作り続けています。
由仁町の原木しいたけ生産量は道内一!
恥ずかしながら、取材するまでは知りませんでした。
それでも作業が大変なこともあって、栽培する農家はだいぶ減ってしまったそうです。
お米作りをしながら、原木栽培を続ける理由はその美味しさにあります。
木の栄養だけで育つ「原木しいたけ」は香りがとても良く、本来のきのこの旨味をそのまま味わえます。
1本の原木からニョキニョキと生えるしいたけ。成長を左右させる一番の要因は気温です。
夏と冬の気温差が激しい北海道では特に温度管理が重要になります。
暑すぎると、きのこの傘が開くのも時間の問題。
卸先から形やサイズの指定がある時は、タイミングを逃すまい!と
夜中にハウスへ行って採ることもあるそうです。
原木は約2年間、温度調整や水をかけるなどの管理によって沢山のしいたけを身に着けます。
2~3年が経ち「この原木からはもう出ないかもね~?」と口にすると「ニョキっ!」と芽が出てくることもあるといいます。本当に生きているのです!
そんな原木しいたけも鮮度が命で、どうしても日数が経ってしまうと本来の美味しさが損なわれてしまいます。
そこで生まれたのが「野菜めし」です。
きっかけは、今から8年ほど前、由仁町の特産品を作り出そうというプロジェクト。
由仁町には原木しいたけをはじめ美味しい野菜がたくさんあるということで、試行錯誤の末、由仁町産の乾燥野菜が入った炊き込みご飯の素「野菜めし」が生まれました。
長嶋家では、一時期、試せる野菜はなんでも乾したそうで「毎日炊き込みご飯食べたよね。」と当時を振り返ります。
野菜めし
原木しいたけ、紅くるり(大根)は長嶋さんが育てたお野菜。
他、黒千石大豆、にんじん、ごぼうがバランスよく入っています。
紅くるりの色がご飯にしみ込み、炊きあがりは桜色に。
第2弾は奥様プレゼンツ。
長嶋農園のしいたけと近隣農家さんのお野菜をブレンド!
原木しいたけ、有機栽培のとうきび、にんじん、ピーマン、たまねぎが入っています!
娘の愛子さんは
「野菜が一気にとれるので、1人暮らしをしている学生さんや若い世代に食べてほしい。
親御さんからお子さんへの贈り物にしてもらえたら。」と話します。
自宅で「野菜めし」を頂きながら「見た目も味も想いも、どうしてこんなに優しさが伝わってくるのだろう」と考えていたのですが、愛子さんにお話を聞いて理由がわかりました。
「実はこの『野菜めし』、ネーミングは兄、パッケージのイラストは妹が書いたんです。父と母が大切に育てているしいたけを使って、家族5人で1つの形にできたことは、とても感慨深いです。」と話してくださいました。
取材をしていて、「あぁ、離れていてもこの「野菜めし」が家族を思い出させてくれる存在なんだ。家族の優しさの結晶なんだ。」と思いました。
そして普段何気なく口にしていた「いただきます」。
この「いただきます」という言葉への想いに変化が生まれ、おじいちゃんは神様みたいと話すお孫さんの言葉が、ストンと心に落ちました。
長嶋さんの家には、冬と春の訪れを感じさせてくれるものがあるそうです。
それは遠くに望む夕張の冷水山。
この山の斜面に雪が積もれば由仁に冬がやってきます。
冬は長嶋しいたけ農園にとって「原木しいたけ」の最盛期。
神様みたいな正義さんが下準備をし、しっかりと出てきたしいたけを雅子さんが収穫、パック詰め、そして加工品の販売、配達は愛子さん。
冬の寒さの中で愛情たっぷりのあたたかい作業が今年も始まります。
おかえりなさい、冬。
長嶋しいたけ農園
お名前 | 長嶋正義さん |
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住所 | 〒069-1211 夕張郡由仁町 岩内3231 |
TEL | 0123-83-3133 |