三上水産さんの商品一覧
札幌・二条市場の目利きが北海道の「うまい」をおとどけ!
三上水産 代表 三上和馬さん
「何をお探しですか?」
「贈り物ですか?自分用?」
「あと1週間くらいで安くなりますからそのタイミングで送りましょうか?」
こんな声がけが三上水産の日常です。
「会ったこともない知らない人、北海道の食材のことをよくわからない人に買ってもらうんだから、気分良く買ってもらわないと。セールストーク?絶対しませんよ。北海道の美味しいものを食べて欲しいからね。」
こう話すのは札幌・二条市場の中通りにある『三上水産』店主の三上 和馬(みかみ かずま)さん。
店先にはカニやホタテ、いくらといった商品の写真やパッケージが並んでいます。
なぜ実物がほとんどないのか、と聞くと
「注文をもらってから新鮮な状態なものを後で送るから店前に置かないんですよ。冷凍庫にサンプルを置いて大きさを確認したいというお客さんに見てもらってますね。鮮度重視だからこの店構えなんです。」
という答えが返ってきました。
旭川出身の三上さんが二条市場で働きはじめたのは昭和58年、20歳の頃。
当時は札幌市民の台所として、お肉屋さん、花屋さん、果物屋さん、漬物屋さん、靴屋さん、駄菓子屋さん、麺類を売っているお店、などなど様々なお店があり、特に年末年始は大変な賑わいだったそうです。
働いてすぐの頃は仕事に悩んでいたこともあったそうですが、その活気を見て「二条市場はすごいところなんだ、ここでもっと働きたい」と強く思うようになったといいます。
少しずつ観光に変わっていく時代を経験し、いくつかのお店で働き、「長年培った知識とノウハウで、自分が美味しいと思うものをお客さんに届けたい!」と三上さんが独立したのは、平成25年5月21日のことでした。
その日から「観光で二条市場に来てくれたお客さんに北海道の美味しいものを食べて欲しい」という熱い思いで50歳目前で独立し、お店を続けて8年。
57歳になった三上さんは、
「ひとりでお店をやる理由?安く提供できるからです。だって人を雇ったら給料も払わなきゃいけないからその分値段高くしなくちゃいけないでしょ?俺ひとりだったら売れなくてもいいんだもん。」と笑って話してくれました。
新型コロナウイルスの影響でいなくなってしまった観光客に戻ってきて欲しい。
三上さんはそう願っています。
自分が美味しいと思ったものだけを売る。
そんな想いを持ってお店をやっている三上さんは、どうしてこの場所で独立したのだろうか。
他の場所でも良かったんじゃないか。
取材をしていてそんな疑問を持ったが
きっと二条市場が好きなんだ。
そんな答えが頭に浮かび、答えを聞かずにお店を後にした。
嬉しそうに二条市場の話をする三上さんにまた会いに来よう、そう思った。
「何をお探しですか?」
「贈り物ですか?自分用?」
「あと1週間くらいで安くなりますからそのタイミングで送りましょうか?」
こんな声がけが三上水産の日常です。
「会ったこともない知らない人、北海道の食材のことをよくわからない人に買ってもらうんだから、気分良く買ってもらわないと。セールストーク?絶対しませんよ。北海道の美味しいものを食べて欲しいからね。」
こう話すのは札幌・二条市場の中通りにある『三上水産』店主の三上 和馬(みかみ かずま)さん。
店先にはカニやホタテ、いくらといった商品の写真やパッケージが並んでいます。
なぜ実物がほとんどないのか、と聞くと
「注文をもらってから新鮮な状態なものを後で送るから店前に置かないんですよ。冷凍庫にサンプルを置いて大きさを確認したいというお客さんに見てもらってますね。鮮度重視だからこの店構えなんです。」
という答えが返ってきました。
旭川出身の三上さんが二条市場で働きはじめたのは昭和58年、20歳の頃。
当時は札幌市民の台所として、お肉屋さん、花屋さん、果物屋さん、漬物屋さん、靴屋さん、駄菓子屋さん、麺類を売っているお店、などなど様々なお店があり、特に年末年始は大変な賑わいだったそうです。
働いてすぐの頃は仕事に悩んでいたこともあったそうですが、その活気を見て「二条市場はすごいところなんだ、ここでもっと働きたい」と強く思うようになったといいます。
少しずつ観光に変わっていく時代を経験し、いくつかのお店で働き、「長年培った知識とノウハウで、自分が美味しいと思うものをお客さんに届けたい!」と三上さんが独立したのは、平成25年5月21日のことでした。
その日から「観光で二条市場に来てくれたお客さんに北海道の美味しいものを食べて欲しい」という熱い思いで50歳目前で独立し、お店を続けて8年。
57歳になった三上さんは、
「ひとりでお店をやる理由?安く提供できるからです。だって人を雇ったら給料も払わなきゃいけないからその分値段高くしなくちゃいけないでしょ?俺ひとりだったら売れなくてもいいんだもん。」と笑って話してくれました。
新型コロナウイルスの影響でいなくなってしまった観光客に戻ってきて欲しい。
三上さんはそう願っています。
自分が美味しいと思ったものだけを売る。
そんな想いを持ってお店をやっている三上さんは、どうしてこの場所で独立したのだろうか。
他の場所でも良かったんじゃないか。
取材をしていてそんな疑問を持ったが
きっと二条市場が好きなんだ。
そんな答えが頭に浮かび、答えを聞かずにお店を後にした。
嬉しそうに二条市場の話をする三上さんにまた会いに来よう、そう思った。
構成・文 山口圭
三上水産
お名前 | 三上和馬さん |
---|---|
住所 | 〒060-0053 札幌市中央区南3条東1丁目7番地 新二条市場内 |
TEL | 011-223-6811 |